今回は逗子二子山から、ロープでの急な登下降のある乳頭山を経て田浦梅林で観梅を楽しむ人気の定番ハイキングコース。
最近ではツアーでもこのルートを利用することがあるようだ。　二子山への最短コースの、逗子駅から南郷中学校までのバスに乗り、南郷公園から歩き始める。　砲台道より二子山まで林道を登って行き、二子山展望台より東京湾の眺めを楽しむ。　二子山は名前の通り２つのピークがあるが今日はこの「前二子山」だけとし、往路を戻り乳頭山に向かう。　森戸川への道を右に分け尾根路を進む。　緩やかな山道を進み、東逗子からの道に合流し右へ樹林の中の道を歩いて行き、馬頭観音から田浦方面に向かう。　歩きやすくなだらかな道も幅は狭く我々２０人からの団体の休憩場所はなかなか見つからない。　やがて樹林が切れたカヤトの明るい、田浦の町への分岐に着く。　”分岐注意”　の道標を右に折れすぐ先の送電鉄塔の下でようやく休憩をとることが出来た。　ここからは登り坂が３０分ほど続き、次第に斜面も急になってくる。　くねった道はやがて頂上直下の岩っぽいロープのある急登になり、これを２箇所ほど超え、左への作業用階段を登り切り、この一帯の最高峰の乳頭山に着く。　昼食にするが、山頂は次々に登って来る登山者で腰を下す休憩場所の順番待ちになる。　田浦梅林へは登って来た急な岩場を途中まで引き返し、田浦梅園への分岐のロープの張られた小さな崖を下る。　「ハイここに右足、こっちに左足」と慎重に降りていると、瞬く間に渋滞が出来てしまった。　なおも続く坂道は待たせた後続者に道を譲り、渋滞を解消しながら落ち着いて下って行く。　まもなく見えた田浦梅林はハイカーや観光客で賑わっている。　梅の花は白梅が五分咲きというところだが、赤梅はまだ蕾のままだった。　展望台に登り眺めを楽しみ、芝生の広場から梅林の中をのんびり下って行くが満開には、まだまだ早い。　しかし毎月弟４土曜日と決まっているためなかなか開花に合わせる事ができないがやむを得ない。　階段を下り車道に出て、しばらく歩き国道手前で解散し、ＪＲ田浦駅行きと京急田浦駅行きに別れた。　
ロープのある急な登下降は　楽しめた人、苦戦した人と個人差はあったが無事下山で“ま～　めでたし”だったかな？でした。　